こんにちは、THE・社畜男子こちき(@kochiki_)です。
目黒雅叙園で開催されている「和のあかり×百段階段」に行ってきました。千と千尋の神隠しの「湯屋」のモデルにもなっていると言われている目黒雅叙園。園内の建造物である「百段階段」初の撮影可能イベントということで、一眼レフを持ってたくさん写真を撮ってきたので紹介します。あまりの美しさに度肝抜かれました。
目黒雅叙園「百段階段」とは
photo by:https://www.megurogajoen.co.jp
「百段階段」は、当園に現存する唯一の木造建築で、宴席が行われた7部屋を99段の階段廊下が繋いでいます。暑さ約5cmのケヤキ板の階段で結ばれた各部屋は、主に装飾を担当した画家の名前が付けられています。2009年3月、東京都指定有形文化財に指定されました。
今回の企画展「和のあかり×百段階段」は、和初期を代表する日本画家たちの絵に囲まれた色彩空間を舞台に「全国の祭りのあかり」「和紙のあかり」「草木のあかり」「夏のあかり」など、日本人が愛してきた12のあかりを灯す「和のイルミネーション」。7部屋それぞれに心安らぐ空間が演出されていました。
十畝(じっぽ)の間
ここでは【葛飾北斎と江戸職人のあかり】と題して、「葛飾北斎の浮世絵行燈」と「江戸切子、かんざし、漆、組子」を展示。
葛飾北斎の浮世絵を、和氏の行燈に仕上げてあります。
江戸職人の匠の技。
天井には四季の花鳥画。感動。都内にもこんな場所があるんですね。
漁樵(ぎょしょう)の間
漁樵の間では「青森ねぶた祭り」のあかりを展示。
ねぶたの頭(かしら)を持ち寄った作品。天井高3.5mの和室の中に収まってます。
なんたる迫力。
草丘(そうきゅう)の間
「夏のあかり」と題した、江戸風鈴とアートの竹林を展示。
天井には500個の風鈴。
四季草花絵と風鈴の音色の調和に心が洗われます。
静水(せいすい)の間
「闇夜に浮かぶ月のあかり」と題して、美術家 中里繪魯洲の作品を展示。
暗闇を捉えるのが難しい。本当はもっと暗いです。
星光(せいこう)の間
「草木のあかり」と題して、造形作家 川村忠晴の作品を展示。
柔らかい空気感。
清方(きよかた)の間
「和紙のあかり」と題して、岐阜県・美濃市「美濃和紙あかりアート展」から優秀作品を展示。
頂上の間
最後は頂上の間。
提灯のあかりと題して、山口県・柳井市「柳井金魚ちょうちん祭り」と山口県・山口市「山口七夕ちょうちんまつり」を展示。
山口七夕ちょうちんまつり。綺麗だー夏の山口行ってみたいです。
一匹だけ青いの発見。遊び心が光ります。
これにて完結。最後に頂上の写真です。100段なのに99段。99段は「永遠に続く」という意味合いがあるそうです。
まとめ
今回、雅叙園自体に初めて行きましたが内装に驚きの連続でした。まさに千と千尋の神隠し。百段階段は7部屋全てが圧巻。是非カメラを持って出かけましょう。
イベント自体は8/9(日)迄の開催です。入場は前売り¥1000 当日¥1200です。お早めに。
これを機に写真撮影解禁してほしいです。ではまた。