こんにちは、こちき(@kochiki_)です。
そろそろ30代が近づいてきたので、こんな本を読んでみました。
【50歳を超えても30代に見える生き方「人生100年計画」の行程表】(南雲吉則著,講談社)
テレビで大ブレイク、20歳若く見える秘密とは――。56歳で血管年齢→26歳、骨年齢→28歳、脳年齢→38歳。30代では超メタボ体型だった著者が、25キロ体重を減らし、心身共に若返った秘密を公開! 食事の内容と生活習慣を変えるだけ。お金や時間をかけず、日常生活の延長上でできる奇跡のアンチエイジング法とは!
健康に生きるとはどういうことか
「伝統医学(昔からの言い伝え)」「経験医学(試してみて効果があった)」「実証医学(科学的に効果が証明されている)」の三位一体が成されてこそ、生活習慣の改善につながる。
一つ一つを取り出しても効果がない。一過性のものではない、いつまでも健康で過ごせる秘訣のヒントを教えてくれます。
- 糖尿病は人間の進化の結果
- ガンは必要があって生まれてくる
- コレステロールに善玉悪玉はない
- おしりの大きさとメタボの関係
などの魅力的で斬新なテーマが沢山あります。
父親の加齢臭に娘が過剰に反応する理由
不摂生からくる加齢臭というワードに関連して「年頃の娘はなぜ父親を毛嫌いするか」というテーマもあります。このテーマ面白いですよー。
年頃の娘が父親を毛嫌いするのは同じ遺伝子(HLA)を持っており、同じ遺伝子を持ったもの同士がくっつくと種の多様性が保たれなくなるそうです。「臭い」をポイントにして近づかないようにしてるんですね。
父親に対しては「オヤジ臭い」といい、洗濯物のパンツなどは汚そうにつまんだりするのに、よそのおじさんとは仲良く付き合ったりする。それは、種の多様性という観点では決して不思議といえないことになります。
いずれにせよ、娘さんが思春期になればただでさえにおいに敏感になるわけですから、世のお父さんはしっかり加齢臭対策に努める必要があります。
ドラマなどで度々見かける光景です。悲しいかな、ある程度は自然の摂理なんですね。こういう話を自分の娘にしておくというのも、思春期の良好な親子関係を築くうえで大切なのかもしれません。僕も結婚して子供ができたら考えよう。
普段の生活習慣を改めれば対策できるし自分自身も快適な生活を送れることになる。そのための努力は惜しんではいけないという事が書いてあります。世のお父さんの天敵である加齢臭やフケと不摂生がどのような関係にあるのかについても詳しいです。
まとめ
どれも解説がわかりやすくて斬新。運動不足解消として「電車の吊り革につかまらずに通勤する」なんてテーマもあります。自分の身体に関する理解が深まりました。若いうちから読んでおくべきです。ではまた。