転職情報サイトを色々見てたんですが、つい毎日のぞきたくなる温かみのある求人サイト「日本仕事百貨」に出会ったので紹介します。
日本仕事百貨
生きるように働く人の仕事探し「日本仕事百貨」は、給与や勤務地などの条件だけではなく、職場を訪ねて取材して、いいことも悪いことも紹介する求人サイトです。
求人は北海道から沖縄まで、様々な企業が紹介されています。1社1社、実際に職場を訪ねて(遠地なら宿泊して)取材するスタイル。
企業紹介がブログスタイル
企業紹介はブログスタイルになっているので、誰かの個人ブログを覗くような感じでついついクリックしてしまいます。
アイキャッチやタイトルが秀逸
アイキャッチはどの記事も「温かみ」を感じさせてくれます。
キャッチコピーも秀逸。
- 「鹿児島あなどるなかれ」
- 「文化祭前日のままで」
- 「しあわせを煮込む」
シンプルだけど何故か気になってしまいます。僕がブログで以前紹介した「長坂養蜂場」も紹介されていたので驚きました。
圧倒的な記事ボリューム
1記事1記事にボリュームがあり、企業理念や設立の経緯、そこで働く人たちの思いがぎっしり詰まっていて物語を読んでいるような気持ちになります。
もし働きたい業界が絞れているなら、1記事1記事読んでいくだけでも業界研究になります。
募集要件は一番最後に
募集要件は記事の一番最後にあります。募集要件のページに切り替える機能はありません。じっくりと企業の思いを確認した後に初めて「募集要件」が現れる。これも日本仕事百貨の良さです。
企画もいろいろ
しごとバー
via:http://shigoto100.com/
しごとバーではいろいろな分野で働いている人をバーテンダーとしてお招きして、気軽にお酒を飲みながら話を聞く場所です。2014年2月からはじまりましたが、毎日いろいろな方に参加いただいています。
虎ノ門・リトルトーキョーでは「しごとバー」と題して、「旅と遊びが仕事ナイト」「35歳からの転職ナイト」などのテーマで様々なイベントが行われていました。現在は、場所を清澄白川に移転しているようです。
シゴトヒト文庫
via:http://shigoto100.com/
日本仕事百貨が自ら立ち上げた本のレーベル、シゴトヒト文庫。編集、デザイン、流通などをすべて自分たちで行う事で、粗利90%を実現。出版社から本を出すと印税が約7%なので雲泥の差です。
印刷製本費をクラウドファンディングで調達することもできるようになりました。書籍を販売する方法には、実に多様な選択肢があります。もはや一部の人しか本を出せない時代ではないのです。
求人掲載だけでなく、新しい時代の働き方を提示していくスタイルも魅力的ですね。
まとめ
就職活動・転職活動に不安を感じている人・疲れてしまった人は覗いてみてください。焦らず、じっくり考えさせてくれます。ではまた。