水郷の町。千葉県香取市の「佐原」で歴史的な町並みを味わってきました。映画のセットに迷いこんだような町並みで楽しかったです。
水郷の町「佐原」
水運を利用して「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていた佐原。
人々は、江戸の文化を取り入れ、更にそれを独自の文化に昇華していました。
その面影を残す町並みが小野川沿岸や香取街道に今でも残っています。via:水郷佐原観光協会
伊能忠敬の養子婿先の地でもあり、地図の町としても有名。関東で初の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。近年では、タイ国内で公開された映画のロケ地にもなり、タイ人観光客も増えています。
佐原駅
佐原駅舎は、佐原の町並みをイメージして建てられたそうです。
2011年に改装されて、より一層「小江戸」感溢れる駅舎に生まれ変わりました。
小野川沿い
佐原散策は、歴史的建造物が軒を連ねる小野川沿いがメインスポット。
小江戸の街並み
まずは開運橋の縁起物である「鯛」がお出迎え。
小野川沿いを南へ下っていきます。
街には七福神のオブジェが至る所にありました。関東三大祭りの「佐原の大祭」、あるいはご縁日に関連したものでしょうか。
歴史を感じさせる建造物が沢山。
観光遊覧船の水上散歩もできます。
お店
上州屋酒店
イタリアンレストラン「ワーズワース」
カメラの三越。立派な建物ですが閉店していました。再生が検討されているようです。
いかだ焼き本舗「正上」お土産買うならここ。
正文堂書店店舗。1880年(明治13年)建築。江戸時代から本を販売していましたが、現在は営業を停止。小江戸瓦という特殊な瓦を使用しているそうです。
中村屋商店。1855年建築の雑貨屋さんで見学も可能。
手作りコーナーでは、一枚の紙で折る「連鶴」と呼ばれる千羽鶴も見る事ができます。
伊能忠敬旧宅
伊能忠敬(1745-1818)が17歳から50歳まで30年余りを過ごした家で、国の史跡に指定されている。醸造業などを営んでいた伊能家の土蔵造りの店舗のほか、炊事場、書院、土蔵が残っている
via:水郷佐原観光協会
伊能忠敬ゆかりの地として知られる佐原。伊能忠敬旧宅は入場無料で気軽に見学できます。
敷地内には水路も残っています。
中庭には忠敬の銅像や石碑もありました。
ドラマやPVのロケ地としても有名
樋橋(とよはし)
伊藤忠敬旧宅前にかかっている樋橋。農業用水を通す為の「樋」に板をかけて橋になりました。AKB48のPV「言い訳maybe」にも登場するそうです(wikipedia参照)
午前9時から午後5時まで30分間隔で水音を聞かせてくれます。「日本の音風景100選」にも選ばれている地域のシンボルとなっています。
東京バンドワゴン
最後は、ドラマ「東京バンドワゴン」のロケ地にもなった喫茶「遅歩庵いのう」
伊能本家17代当主がオーナーの喫茶です。
他にもロケ地になっているスポットは数多くあり、ロケ地巡りとしても人気を集めているようでした。
まとめ
観光シーズンではなかったせいか、食事処が殆ど営業していなかったのが残念でした。柳並木が色づく季節になれば観光客も増えて盛り上がりを見せると思います。暖かい季節に一度行ってみてください。ではまた!