【鞆の浦】坂本龍馬ゆかりの町家を宮崎駿監督がデザイン。築220年の宿「御舟宿いろは」

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今回は広島県の鞆の浦にある「御舟宿いろは」を紹介します。坂本龍馬ゆかりの町家を、ジブリの宮崎駿監督のデザインを元に復旧させた町家宿。江戸時代の雰囲気をのこした建物の風合いや、瀬戸内の新鮮な食材を使った料理を楽しめる素敵な宿でした。

目次

御舟宿いろは

広島県福山市の鞆の浦にある町家宿。築220年のレストラン兼宿です。

坂本龍馬ゆかりの町家であるこの建物を修復する途中、スタジオジブリの宮崎駿監督が訪れた際に建築図などを見て、今の建物をデザイン。地元のNPO法人 鞆まちづくり工房が2010年に開業し、現在に至ります。

宿がある「鞆の浦」は日本の景勝地の1つでもある港町です。崖の上のポニョの舞台となった町としても知られています。

瀬戸内海を一望できる景色や、寄港地として栄えた街並みも楽しむことができます。

内観

宿は本瓦葺の屋根が特徴的な2階建。宮崎監督のデザイン画を元に改装された館内はレトロな風合いで、ジブリ映画に登場しそうな内装や家具も見られます。

1階

1階はレストラン。宿泊専用の夕食プランだけでなく、ランチも営業しています。

中庭を眺めながら食事を楽しめるテーブル席や

御座敷もあります。

宮崎駿監督のスケッチ作品も何点か飾られており、好きなだけ見ることができます。

2階

みんなで部屋

2階は宿泊スペース。部屋は3室あり、予約人数や空き状況に応じて割り振りされます。指定はできません。

今回は「みんなで部屋」という二間続きの和室に宿泊することになりました。昔はお座敷として使われていたそうです。

家具や雑貨のこだわりも随所に見られ

2名だったこともあり、かなり広々とゆったり過ごすことができました。

共用スペース

各個室にトイレやお風呂はついておらず、洗面も共用です。

共用スペースもあります。ティーパックやコーヒー、湯沸かし器や冷蔵庫などが自由に使えました(コロナの影響で共用スペースの扱いが変わっている可能性あり)

ステンドグラスも宮崎監督のデザイン。

1階の中庭を抜けた建物がお風呂になっています。入浴時間も希望に沿って割り振られます。中は撮影していませんが、かなり広くて綺麗でした。

食事

宿泊は夕食+翌日の朝食付きプランになります。ランチは宿泊者以外でも予約なしで食べられます。詳細はホームページで。

夕食

宿泊者限定の夕食プランは、瀬戸内の食材をふんだんに使ったコース料理。

鯛の姿造りをはじめ

日本料理をベースにした創作料理が楽しめます。

夕食は18時開始の時間指定です。(料理例はこちらのサイトがわかりやすいです)

朝食

朝食は名物の鯛漬け。

ご飯の上に乗せて出汁をかけて食べる鯛茶漬けは絶品でした。

さいごに

宿の近くには、鞆の浦名産の保命酒の蔵元や江戸時代の客殿などの観光スポットもあります。街並みも素敵ですので、宿泊ついでに散策してみてください。ではまた。

宿情報

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