勢いで会社を辞める前に少しだけ知っておきたいシリーズ第二弾!今回は「国民年金」について。「年金の事なんかよくわからない!」という若手社員も少し勉強になると思うので読んでみてください。
目次
国民年金について
まずは国民年金の種類を知っておきましょう。日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の人は国民年金の被保険者です。職業によって3種類(「第1号被保険者」「第2号被保険者」「第3号被保険者」)のグループに分かれており、加入手続きや保険料納付の方法が違います。
第1号被保険者
- 対象者・・学生・自営業者 等
- 届出の方法・・自身で市区町村役場へ
- 保険料の納付方法・・自身で納付
第2号被保険者
- 対象者・・会社員・公務員 等
- 届出の方法・・勤務先が届出
- 保険料の納付方法・・勤務先で納付
第3 号被保険者
- 対象者・・第2号被保険者の被扶養配偶者
- 届出の方法・・配偶者の勤務先へ届出
- 保険料の納付方法・・なし(配偶者が加入する制度が負担)
第2号被保険者は「厚生年金」や「共済年金」との二重加入です。国民年金に上乗せされる2階建て構造になっています。国民年金は全ての人に共通する年金という事です。
勢いで会社を辞めてしまった場合どうすれば良いか
転職先を決めずに会社を辞める場合、上記の「第2号被保険者」から「第1号被保険者」へグループが変わる事になります。グループが変わる場合は、基本的に2週間以内に手続きをする必要があります。
- 手続き場所・・市区町村役場
- 必要なもの・・年金手帳・印鑑・離職票or退職証明書
年金手帳がどこにあるか必ず確認しておこう
年金手帳を会社に預けているのか、自分で持っているのか(自分で持っているなら保管場所はどこか)は確認しておきましょう。
僕は会社に預けていると勘違いして郵送されるのを待っていたんですが一向に届かず。問い合わせると「自分で持ってるはずです」と言われ、家をひっくり返して探しました。記憶が曖昧な人は確認しておいた方がいいです。かなり焦ります。
国民年金の保険料
平成27年度で15,590円となっています。↓まとめて前払いすると割引があるので知っておきましょう。
まとめ
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