勢いで会社を辞める前に少しだけ知っておきたい「医療保険」のこと

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医療保険

こんにちは、こちき(@kochiki_)です。

転職を決めずに勢いで会社を辞めたい人の為の記事を書いてみよう。今回は「医療保険」について。

 

退職が決まると保険や税金の手続きが山のようにあります。医療保険については「国民健康保険」か「任意継続健康保険」のどちらを選択するか迫られます。期限があるので、すぐに選択できるよう準備しておきたいところです。

目次

医療保険

退職すると被保険者の資格を失うので、無保険にならないように個人で加入する必要があります。選択肢は基本的に2つ。「国民健康保険」or「任意継続健康保険」です。

任意継続健康保険

資格喪失の前日までに継続して2ケ月以上の被保険者期間があれば、退職日の翌日から2年間は「任意継続被保険者」として在籍中と同じ健康保険に加入することができます。

計算方法

  • 退職時の標準報酬月額に、住んでいる都道府県の保険料率(40歳以上65歳未満の方は、介護保険料率が含まれます。)を乗じた額

在職中は会社と折半だったものが全額自己負担になります。単純に、天引きされていた保険料の倍払うと考えておいて良いでしょう。ただ、任意保険は上限が設けられているので、標準報酬月額が28万円を超える場合は28万円の標準報酬月額により計算した保険料に抑えられます。

 

メリット

扶養家族がいる場合でも一人分の保険料で済みます。国民健康保険の場合は、家族が増えるとそれだけ保険料が上がっていきます。

 

注意点

*退職後20日以内に手続きをする必要があります。厳守。

*途中でやめる事はできない(国民健康保険に切り替える等)

国民健康保険

任意継続健康保険に入らない人、誰かの扶養にならない人が加入するのが国民健康保険です。

計算方法

前年度の収入で決定。市区町村で計算方法が違います。役所に「前年の源泉徴収票」を持っていけば計算してくれるみたいです。WEB上で数値入力することでシミュレーションできるサイトもあります。不安な方は役所へ行った方が確実でしょう。

まとめ

いざ会社を辞めるとなると保険や税金の手続き一つ一つにかなり労力を使います。知識が全くないと、残務処理との並行で結構疲れます。引っ越しが伴うなら尚更。少しだけでもいいので保険や税金の知識をストックしておきましょう。ではまた!

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